相模大野プリモ動物病院

神奈川県相模原市南区若松2-4-8

受付:9時〜20時 年中無休 電話:042-703-5521

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歯科について

犬や猫の歯周病について


 ヒトの成人の80%以上が歯周病といわれていますが、同様に3歳以上の犬・猫の80%以上が歯周病といわれています。
デンタルケアの大切さを分かっていながらも、「歯磨きを嫌がる」、「ケアの仕方がわからない」という理由で、実際はなにもできていない方が非常に多くいらっしゃいます。
初期症状に気づきにくく、口臭やよだれ、歯石の付着などに気付いたころには重度になっていることも多いので、日常ケアと早めの治療が大切です。


まずは検診を受けましょう


    お口の中を診察し、歯肉の状態や歯垢・歯石の付着度合などを確認します。
    歯周病の初期に発症する「歯肉炎」程度であれば、進行を抑えるために、普段のお手入れについてご説明いたします。
     歯石が付着し、「歯周炎」まで進行している場合は、歯石を除去する必要があります。犬や猫の歯科処置を行うには全身麻酔が必要です。その為麻酔下での処置が可能かどうか、事前に血液検査やレントゲン検査を行い、口の中以外にも基礎疾患がないか確認します。

歯周炎治療

歯周病の予防について


 歯周病の原因は、歯垢の中にいる細菌ですので、歯垢を付着させないことが最大の予防法となります。
最も効果の高い予防法は、ブラシを使った歯磨きです。院内には壊れにくく、磨きやすいペット用の歯ブラシをご用意しておりますので、使い方も含めてお気軽にスタッフへお申し付けください。
 歯磨きが難しい場合は、歯石の付着を軽減するドライフードや、歯石除去に効果のあるガムもご用意しております。

歯周病の治療について


 治療の基本は、歯垢・歯石の除去ですが、目視できる部分だけでなく、歯根や歯周ポケット内の歯石や細菌によって汚染された組織などを除去して清潔な状態にします。
重度の歯周病は、歯を支えている骨が吸収され、ぐらつきが生じます。ひどい場合は抜歯が必要になります。吸収されてしまった骨は元には戻りませんが、特殊なたんぱく質で作られたゲルを歯根に塗ることで、歯が生えてくる時に近い環境を作り、再生を誘導する治療も行っております。

治療後のケア


 治療を行った後は、継続的な日常ケアを行い、口の中の衛生管理が必要になります。
ケアを怠ると、すぐに歯垢・歯石が付着し始め、再び歯周病になってしまいます。
日常ケアの方法は、飼い主様とペットに合せてご提案致します。

歯石除去(麻酔下超音波スケーリング)の主な手順


手術1

①歯石がびっしりと歯を覆ってしまっています。

手術2

②鉗子を使い、おおまかに歯石を除去します。

手術3

③超音波スケラーで歯垢・歯石を除去します。

手術4

④ハンドスケラーで細かい歯垢・歯石を除去します。

手術5

⑤歯垢・歯石の再付着を防ぐため、歯肉に隠れている歯の表面を滑らかにします。

手術6

⑥研磨剤をつけたポリッシングブラシやラバーカップで歯の表面を研磨します。

手術7

⑦細菌や研磨剤、歯石のかけらなどが残っていると、キズの治りが遅くなったり、不快感の原因になったりしますので、きれいに洗い流します。

手術8

⑧処置終了です。 歯石を再付着させないために、普段からのケアを心がけてください。

手術9

※歯周病が重度の場合は、抜歯などの口腔外科処置が必要となることがあります。



歯を抜いたワンちゃん・ネコちゃんは処置後しばらくはドライフードをふやかしてあげるなど、やわらかいお食事にしてください。また数日間は、歯みがきや、デンタルガム、口でくわえて遊ぶおもちゃは控えてください。

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