相模大野プリモ動物病院

神奈川県相模原市南区若松2-4-8 電話:042-703-5521

診療時間:午前 09:00〜13:00(受付は12:30まで)

  午後 16:00〜20:00(受付は19:30まで)年中無休

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内視鏡検査・処置


内視鏡
 当院には動物用の内視鏡を備えています。人間の場合、胃カメラとしてよく知られている医療機器ですが、動物病院では犬や猫でたびたび発生する「異物の誤飲」(ぬいぐるみ・ボール類・固いガム・骨・石・ひも・裁縫針・靴下・タオル・プラスチック片・植物の種・竹串など)のケースで、消化管内の確認や異物摘出に使用します。
 また、胃や食道の組織を採取し病理組織検査を行うことや、粘膜表面を直接肉眼で確認することで下痢や嘔吐などの消化器疾患の診断を行います。

内視鏡の仕組み


 内視鏡とは、簡単に言ってしまうと先端にレンズのついた管を差し入れて体の中をモニターで観察し、場合によってはその場で処置・治療をする医療機器です。レンズのついた細い管のことをビデオスコープ、それがつながったテレビのような本体のことをビデオシステムと呼びます。ビデオスコープは、直径1センチ弱の柔らかい管で、その先端は手元の操作で上下左右に動くようになっています。

 ですから、消化管のような曲がりくねったところにもスムーズに入っていくことが出来るのです。さらに先端には、レンズを通じて画像をとらえるための超小型高性能カメラ(CCD)や、臓器内部の粘液や血液で先端レンズが汚れたときに水や空気を噴出して洗い流すノズル、鉗子などの器具を入れるための穴などがあります。

内視鏡で出来ること


○胃や腸の中の病変を直接見ることが出来ます。たとえば、レントゲンでは写らない胃の中の毛玉を見つけることが出来たり、炎症や出血をしている場所などを正しく診断する事が出来ます。

○組織の一部を摘み取って、その組織を検査することで、消化管内のできものがただのポリープなのか、悪性の腫瘍なのか診断する事が出来ます。

○犬や猫で内視鏡処置で最も多いのは消化管内の異物除去です。形状や大きさにもよりますが、内視鏡の先端に鉗子を取り付けて異物を摘出することができます。開腹手術と比べ動物の体への負担を最小限に抑えることができます。

こんな時、消化管内視鏡検査を行います


○慢性の嘔吐・下痢の場合
○血便、黒っぽい便、ゼリー状の便が続く場合
○吐出(食べたものをすぐに吐く)がみられる場合
○異物(おもちゃ等の消化されない物)を飲み込んでしまった場合

※内視鏡検査は全身麻酔下で実施します。

動物の内視鏡検査は事前に身体検査、血液検査、レントゲン検査等を行い動物の状態を把握してから全身麻酔で行います。内視鏡検査の前日夜21時以降はご飯やおやつは絶対に与えないでください。
また、異物を誤食してしまった際は、緊急性の高いこともあります。
絶食ができていない場合でもご相談下さい。


異物の例


胃内異物 靴下

胃内異物 靴下

胃内異物 スーパーボール

胃内異物 スーパーボール

胃内異物 ピアス

胃内異物 ピアス


胃内異物 ウェットティッシュ

胃内異物 ウェットティッシュ

食道内異物 竹串

食道内異物 竹串

バスケット鉗子

胃の中の石をバスケット鉗子(異物をつかむ内視鏡器具)で摘出する様子


内視鏡で確認する病気の例


胃炎

胃炎

(幽門部の炎症)

炎症性腸疾患

炎症性腸疾患

(粘膜が赤くただれている状態)

胃癌

胃癌

(粘膜が腫れて、病理組織検査を行った)


胃潰瘍

胃潰瘍

(黒い部分が潰瘍を起こしている部位)

十二指腸の重積

幽門に認められた十二指腸の重積



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